2004年09月28日

1億円献金隠し事件

大方の人にとって、1億円を手することは、まずない。


そんな見たこともない大金を他人にあげる奇特な人が世の中にはいるもんだ。

自民党旧橋本派の平成研究会が01年、都内で日本歯科医師連盟から1億円を受け取ったとされる。

その収入を政治資金収支報告書に記載せず、02年3月に総務相に提出したとされる。

ヤミ金となれば、何でそうしたの?

この1億円献金隠し事件で、9月26日、東京地検特捜部は村岡兼造・元官房長官(73)を政治資金規正法違反(不記載)の罪で、在宅起訴した。

9月26日は日曜日にもかかわらず、お勤めご苦労様。

東京地検の職員の皆さんは、仕事をしたのだ。

これだけのスキャンダルにもかかわらず、世論の反応は鈍い。

新聞、週刊誌は、もっと事件に迫ってもいいものを、ほとんど触れずじまい。

なかには小泉首相による旧橋本派潰しの陰謀まがいの小さな記事もあるにはあったが・・

社会正義のために、東京地検は休み返上でやっているのに、今ひとつ盛り上がりを欠く。

告発された橋本龍太郎・元首相と青木幹雄・自民党参院議員会長は、不起訴。

野中広務・元自民党幹事長は起訴猶予となった。

野中氏は引退したが、元首相らは政治責任を果たす用意はあるのだろうか。

そんなつもりもなく議員にしがみつくなら、国民は声を上げて、プロ野球合併問題に反対するぐらいのエネルギーで、議席から引きずり降ろさねば。

しかし問題は元首相らの政治責任だけではない。

日本歯科医師連盟からの1億円が何の見返りがあってなされたのか、という点。

何もないなんて考えられない。

国の政策が、この団体の意向に沿う方向で、進められているのならば、貧乏人はいつまでたっても政治の光を当てられないことになる。
posted by madam at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

山があるから?

川口外務大臣が、国連の安保理常任理事国入りの理由について、こう答えた。


登山家の言葉を借りて「そこに山があるから」と。

???

どういうことだろうと思う。

常任理事国入りは、常任理事国があるから、目指すということ?

つまり常任理事国入りそれ自体が目的であり、理由付けとなっている。

志が低くないの?

国際の平和と安全に、日本がどう貢献していくのか、といった理念はないの?

日本の果たすべき役割が何であるのかを、外務省は何にも考えていない、と言っているようなもの。

川口外務大臣は、日本が常任理事国入りして、どうしたいと考えているのか。

何も考えていないのだろう。

だって、「山がある」から、常任理事国入りを目指すのだから。

そんな理念もなく、常任理事国入りを目指して、世界から尊敬されるのだろうか。

さしたる理由もなく、常任理事国入りするなら、入る意味は一体全体、何なの?

国連分担金が、アメリカに次いで、世界第2位だから?

それで?

情報が入りやすくなるって?

その程度のことで、常任理事国となることを世界に表明して、恥ずかしくないの?

常任理事国入りは、山があるから入るのではなく、理念に基づいて入るものでは、と思う。
posted by madam at 19:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月27日

国家公安委員長

自民党も自民党。

オリンピック選手であったことで、その人気を当て込んで、こんな人を国会議員に立候補させたのだから。

国家公安委員長は、警察の不祥事のときに、国会のテレビ放映で、良く登場した。

そのとき、矢面に立っていたのが、小野清子参院議員だった。

野党の追及に、答弁がしどろもどろ。

その不勉強ぶりは、際立っていた。

その議員が、自宅のお手伝いさんを公設秘書にして、国からの給与を受けていた。

10年間、公設第1秘書として、総額7000万円以上の大金。

今どき、誰がお手伝いさんに、そんな大金を支払うの?

国の税金だから、自分の懐が痛むわけでもない。

だから、気にもならない?

周りの人は忠告していた。

しかし、それに全く耳を貸さなかったという、この厚かましさ。

国家公安委員会は、警察庁の上に立って、全国の警察行政を監督する立場。

にもかかわらず、やっていることは、警察にお世話になる、程度の低いもの。

秘書給与を巡る事件では、佐藤観樹・元自治相が、1700万円の詐欺の実刑判決を受けた。

そのとき、小野氏が監督権限を持つ警察が行ったことをどう思っているのだろうか。

不思議な人だ。
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2004年09月26日

空室920戸の職員住宅

日本道路公団が約8300人いる職員に7000戸の職員用住宅を用意しているという。

ほぼ全員が利用できるほど、公団の職員は恵まれている。

その維持費は、保有、借り上げで、年間約25億円にのぼるというから、すごい。

賃料が比較的安くて、空室も10%以上の920戸。

それでは宿舎使用料が入らず、補填もかさむわけだ。

この点を問われた日本道路公団広報・サービス室は「コメントは差し控えたい」と答えた。

それはそうだろう。

何を言っても言い訳にしかならないし、詫びの言葉もしたくない。

下手なことを言って、世論に火をつけることにもなりかねない。

特に郵政民営化とも絡むデリケートな時期だから・・

触らぬ神にたたりなし、何事もなく嵐が去るのを待つ姿勢のようだ。

ちなみに保有物件は、5426戸、
借り上げ物件は、1583戸。

入居者の平均賃料は保有物件で月額1万9841円、
借り上げ物件が月額1万7550円。

維持費25億円を7000個で割ったら、1戸あたり年額で35万7千円、月額で約30000円と出た。

低迷する日本経済、依然景気回復の足取りが遅い中で、痛みを国民に強いるのに、公団職員の余りに恵まれすぎた待遇に、国民のやっかみが強くなるのでは、と思う。
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2004年09月23日

筋通した日本

牛海綿状脳症(BSE)問題が9月21日、日米首脳会談で触れられた。

アメリカではブッシュ大統領の再選に絡み、早期の輸入再開を求めたが、日本は消費者の目を意識し、慎重に対応。

アメリカの意向に応じなかった。

農水省から私のところへメルマガが届き、この問題で意見が求められたので、メールで回答した。

少しは考慮してくれたのであろうか。

日本政府は今週中に、東京、神戸など全国4箇所で、消費者との意見交換会を開催。

その上で、月内にも全頭検査を定めた一連の制度の見直しを食品安全委員会に諮問する方向で、検討中だという。

厚生労働省と農水省が正式に関連の省令などを改正し、20ヶ月齢以下の牛を検査対象から外すとしても、この安全委の答申を受けた後。

これを前にアメリカと妥協できるわけがない。

すれば、政治決着、国内の消費者の反発を買うのは目に見えている。

アメリカは検査対象外の牛を24ヶ月齢以下から20ヶ月以下と譲歩したが、そもそもアメリカは牛1頭ずつの正確な生年月日を管理していないアバウトなやり方が許されている。

この点で、この譲歩も呑めなかった。

日本は筋を通した対応だった。
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2004年09月22日

プロ野球スト問題

新日本製鐵の藤原信義常務
「あれだけの高給取りがストをやるなんて、信じられない」

選手たちは金のためにストをやっているのだろうか。

財界では、保有企業の赤字垂れ流しを止めるには、合併はやむを得ないとの受け止め方が主流という。

ライブドアが買収すると言っているのに。

合併しても、05年から新規参入を認めれば良いのではないか。

奥田碩・日本経団連会長
「ストを打つのは分からないでもない」

見識だと思う。

トヨタの元社長は、視点が違う。

エンドユーザーを相手としているトヨタは、ファンの目を意識している。

住友金属工業の鈴木信里・常務執行役員(財務務部長)
「こうなる前にもっと労使間の意思疎通が必要だった」

そうだと思う。

経営者側は選手会に誠実だったといえない対応。

経済同友会のコメント
「複数の企業が新規参入を希望しているが、障壁を出来るだけ低くし、来春からでも新球団が、パ・リーグに参加できることが望ましい」

ファンの気持ちを代弁している。
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2004年09月21日

朝日の五輪報道

朝日新聞紙面審議会04年度第3回は五輪報道がテーマ。

佐藤俊樹委員(東京大学教授)

社外筆者の記事「沢木耕太郎のマルーシ通信」は、自己陶酔型の記事が多く、特に女子マラソンを取り上げた8月24日朝刊「高橋の影に打ち勝った」では、「取材する側がでしゃばりすぎではないか」との印象を持った、と。

絵画でも画風がある。

画風によって、画家が分かる。

応接間には飾りたくない、あのグロテスクなシュールレアリズムは、知っている人は、サルバドール・ダリだとすぐ分かる。

色使いの鮮やかな記号のような幻想シュールは、ホアン・ミロの特徴。

何なのあの絵は、小学生でも描けそうな絵。

作風はもはや好みというほかない。

ダリがコンテストに出品した作品が落選、ダリがその地位を築くと、落選作までもが、後世評価される。

沢木耕太郎さんの自己陶酔型は、沢木さんの持ち味。

自分で自分の書いた記事に酔ってしまうような書きぶりが、鼻につく読者もいるようだ。

しかし、これこそ好みの問題。

五輪報道で問われるのは、金メダルラッシュの報道一色で、隠れてしまった記事のほう。

金メダリストが誕生していなければ、1面トップに掲載されたであろう記事もあった。

何も事件がなく、ニュースが五輪報道で終われば、日本も世界も平和ということ。

そうであるなら何も言うことはあるまい。
posted by madam at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 朝日新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月15日

入って何してきたの

日経新聞社説04年9月15日「安保理常任理事国を目指すのは当然だ」

「日本にとって安保理入りは目的ではない。重要なのはそこで世界にどう貢献できるかである」

安全保障理事会は、常任理事国と選挙で選ばれる非常任理事国からなる。

日本は非常任理事国として理事会のメンバーに、たびたびなっている。

回数も世界でダントツの多さ。

2年の任期で再選されないが、その後、また立候補して、理事会入りしている。

常任理事国として、世界にどう貢献できるか、と言うのであれば、非常任理事国として、世界にどう貢献してきたのか、を問うべきでは?

社説はその点に触れない。

日経は日本を代表する保守良識派の新聞。

その日経がなぜ、それを問わないのか。

これが日本のジャーナリズムの底の浅さなのだろうか。

もしイラク開戦時に日本が常任理事国であったならば、どのような対応をしたであろう。

アメリカは賛成、イギリスも。

フランス、ロシア、中国が賛成せず、日本は?

アメリカを支持していたので、賛成だろう。

世界に貢献という場合の世界は、アメリカというのが日本政府の立場では?

だとするならば、常任理事国となる意味は何?

非常任理事国であれば、選挙がある。

そのためにはODAをばらまき、票をとりまとめる。

その必要がなくなる?

「常任理事国入りは外務省の悲願だが、そこに席を占めるようになれば、国際的な危機にあたって、重要な責任ある判断をいちいち求められる」

それは特に常任理事国でなくても非常任理事国であっても同じことでは?

だからこそ、これまで日本が何をしてきたかを検証すべきだ。
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2004年09月10日

読売でなく朝日が批判対象なのは

私の町内で朝日新聞を購読しているのは、わずか2軒だけ、他はすべて中日新聞。

よく朝日新聞と読売新聞が対比されるが、愛知県民は、これが今ひとつピンとこない。

ほとんど100%近い人たちが、中日新聞の購読者。

喫茶店や銀行でも、中日新聞、朝日新聞、中日スポーツは、目にすることはあるが、読売新聞は、まず置いてない。

中日スポーツ、日刊スポーツなど各種スポーツ紙が置いてある大きなうどん屋でも、聖教新聞は置いてあったが、読売新聞はなかった。

巨人ファンでも中日新聞。

読売新聞は、朝刊のみで、スーパーのチラシが入っていないから。

全然チラシがない。

これで生活できるわけがない。だから読まれない売れない新聞、読売新聞。

読まれる新聞、中日新聞。

東京などからの転勤族も中日新聞なんだなあ。

転勤族が、なぜ?

ビジネスマンの転勤族は、日本経済新聞を購読することが多いが、日経新聞は中日新聞の販売所で取り扱っているため、日経を購読する場合、中日新聞とのセット販売となる。

中日新聞が読みたくて、中日新聞を購読しているのではなくて、日経新聞を読みたいために、中日新聞を購読している。

朝日新聞と読売新聞の対比で、もう一つピンとこないのは、リベラルと保守という括(くく)り。

朝日新聞と読売新聞をあえて対比すれば、愛知県民は、高級紙と大衆紙の対比がしっくりする。

いずれにしても、2軒と0軒の対比では、意味がないように思うが・・

朝日・東大共同研究レポートで、政治とメディアの変化を探った。
(朝日新聞9月9日)

社説検証で読売新聞の右傾化を指摘していたが、朝日新聞は高級紙だとすれば、社説を読む購読者は、幾らかいるかもしれないが、読売新聞が大衆紙だとすれば、社説を読む購読者がどれだけいるのだろうか。

「メディアに騙されるな」が、朝日新聞を批判対象にするのもこの点である。

すなわち新聞は第4の権力であり、朝日新聞は第4の権力の権威だから。

誰も読まない読売新聞の社説は、私も読んでいないから、批判のしようがない。
posted by madam at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 読売新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年09月09日

違った考えで入るはいいが

小泉首相が9月21日にニューヨークの国連総会で演説。

そこで、安保理の常任理事国入りを目指すことを表明する予定でいる。

アメリカ、ブラジル、インドなどの首脳とも会談し、常任理事国入りを訴えるという。

首相は日本の常任理事国入りについて「日本なりに各国と違った考えを国際社会に反映していくために、常任理事国として発言権をえた方がいいだろう」と発言した。
(朝日新聞)

日本なりに各国と違った考え?

先のブログでも書いたことだが、世界がオリンピック停戦をしようと呼びかけた五輪停戦の国連決議は191カ国が賛成。

ところがアメリカがこれを拒否した。

アメリカは、世界の声を無視して、イラクで戦闘を継続した。

五輪停戦に拒否したのは、アメリカを含めわずか11カ国。

悲しむべきことに、日本もこの11カ国のうちの1カ国だけれども。

五輪停戦に拒否した。

確かに日本は世界と違った、各国と違った考えだった。

日本は日本なりの考えで、アメリカの考えに従って、拒否したのだ。

これで日本が常任理事国になって、ただのアメリカの腰巾着になることは目に見えている。

これを国連、世界では「アメリカの常任理国の席が2つになる」とジョークで皮肉られているそうだよ。
posted by madam at 11:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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