2004年08月16日

捨て銭にするな

農業の自立に向けて、使われるお金なら、何も言うまい。

しかし、それが捨て銭となるなら、やはり問題。

今後の10年間の農政のあり方を定める「食料・農業・農村基本計画」が、検討されている。

これを中間的に整理し、亀井農水相に報告した。

ばらまき助成を転換し、経営規模の大きな約40万戸の農家に限定する農水省の考えが、農業団体の反発で、零細の兼業農家まで広げた。

経済界が求めていた株式会社の農地取得も、農業団体の反発で、認められない有り様。

こんなことで、日本の農業に将来はあるのだろうか。

意欲のある農家に助成することはやぶさかではない。

しかし、農業団体は、これまでのやり方をただ踏襲するだけで、国から引き出すお金の有効活用を考えているのだろうか。

03年の農業に就業する人は、半分以上の56%が、65歳以上。

名古屋市西部の近郊にも、農業が専業の両親がなくなり、息子は会社員。

相続税を逃れるために、農地に栗の木、一本を植えて、30年間形式上農地として所有する。

あるいは貸し農園として他人に利用させ、自分では耕作しない。

後継者がいないのだから、それでは企業参入はどうかというと、それも駄目。

これでは、この農業団体は、自分たちの利益しか考えていない、自己中心のそしりは免れない。

こんなばらまき助成では、乏しいお金が捨て銭になる恐れが。

「日本中に耕作者がいない荒地が広がりかねない」との指摘は、まんざら脅しではない警告だと思う。
posted by madam at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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