2004年08月12日

関電原発事故とイラク戦争

8月9日、関西電力美浜原発で蒸気噴出事故が発生し、4人が亡くなった。

安全性が問われる痛ましい事故だった。

関電の藤洋作社長は10日、亡くなった高鳥裕也さん(28)の通夜に参列。

遺族は「社長、頼むから息子を返してくれや。孫を楽しみにしとったんや。もう返ってへえへんのやぞ、うちの子は」と、玄関口で社長に詰め寄ったという。

社長はその場で土下座。

「すみません。二度とこんなことは致しません」と繰り返したという。(朝日新聞)

ご遺族の方々の胸中は、いかばかりか。

社長にしても、意図した事故ではなかろうに。

つらい立場だと思う。

事故があった同じ日、イラク中部では米軍とイスラム教シーア派強硬派と激しい戦闘が続いた。

同派のムクタダ・サドル師はこの日、「軍団と私は抵抗を続ける。ナジャフを立ち去ることはない」と、暫定政府のアラウィ首相の退去の求めに対して、これを拒否した。

抵抗運動を続けると宣言。

ナジャフでは、5日から8日の4日間で、米軍が軍団側を少なくとも360人殺害したという。

同じ悲しみがイラクでも。

だが戦争は事故ではない。

意図が働いている。

エゴ、利害損得、打算・・

しかし、ブッシュ大統領が土下座して、イラクの遺族、アメリカの遺族に「すいません。二度とこんなことは致しません」と繰り返すことはない。

ブッシュ大統領も、ムクタダ・サドル師も、遺族の人たちの悲しみに思いを巡らして欲しい。

お互いの考えに歩み寄り、譲り合って、停戦合意できないものか。

もうこれ以上の悲しみを止めにしてもらいたい。
posted by madam at 18:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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